森で暮らす者たち

前回とは全然前世もなんも関係ない記事です。

僕は今和歌山の山奥で宿を管理しています。

その日ロドリゴ(仮名)一家がゲストハウスに泊まりにやってきた。

正確には次の日に予約が入っていたが、前日から泊まりたいというので、急遽準備したのだ。

しかし、ロドリゴは何で来るのか。ここは交通の便も悪い山の中である。

車で来るのかい?メールで聞いてもスルーである。

まあ良い。なんとかしてきてくれ。

夕方、ロドリゴは到着した。

一家4人、レンタカーのマーチにギュウギュウである。

ロドリゴは着くなり、近くにレストランやスーパーはないか?と聞いてきた。

無いのである。だから聞いたでは無いか、夕飯はどうするのかと。
しかし、食料は持っているようで今日は簡単な自炊ですますと言っていた。

ロドリゴはスペイン人でおそらく英語が苦手だ。しかし2人の息子はイケメンで、英語が通じる。助かった。

そして、今日はたまたま友人のエノさんが遊びに来ている。
エノさんは何とスペイン語ができるのである。スゴイ。

何はともあれチェックインは上手くいった。
あとは無事に3泊楽しく過ごしてほしい。

しかし、事件は起きた。

夜中23時。もう寝そうな我々である。

しかし、ロドリゴからメールが来た!

どうやら大きな虫が出たらしい。我々は何故かやや高いテンションで虫取り網をもって宿にむかった。

そこにはややデカイ、クモがいた。

たしかにクモは気持ち悪い。見た目がまず悪い。

果敢に虫取り網でアタックしたが逃げられた。

当たり前だ。虫の前では人間は無力である。それに僕はやや俊敏性に欠ける。

しかし良かった。クモは気持ち悪いがゴキブリやハエなどを食べてくれる益虫である。できれば殺したく無い。

しかし振り返ってビックリした。
ロドリゴはめっちゃ怒っている。

森の前やから虫も出るさ。でもスプレーもあるし、クモはいい奴だと説明したが聞く耳もたずである。

どうやら出て行くらしい。

もうすでにパジャマを着ていた息子もビックリである。

僕としてはあまりやりたくないが宿としてはできるだけ安眠を提供したいので、ホイホイをまいたり、スプレーを置いて対策している。

しかしである。虫も獣も本来たっくさん地球にはいるんですよ。

人間だけが大きな顔をして生きてたら不自然なのになあ。
と、怒るロドリゴをみながら思う僕でした。

チャンチャン。

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